『さすがは沙弥さま。 …ですが、私は負けませんよ? 言っておきますが、 負けた瞬間、君たちや先生たちの命はないですよ?』 (さっきから、【さすが】とかなんとか… コイツ、岬と関係あんのか?) と金石は思っていた。 相変わらず楽しそうに言うその男は、 まっすぐに沙弥を見ていた。 「はは…」 嘲笑するように、沙弥は笑った。 (沙弥ブラックモード、スイッチonだー!) 水華は1人興奮していた…。 「じゃあ、あたし達が勝ったら、 あんたにはもう自由はない。」