…すると!!
「ん?」
背中を触ってみた。
「ないじゃん!
翼!」
…呟くだけじゃ、
何も起こらないのね……。
厳しい現実。
「ま、何とかなるさ!
あはは…。」
悲しくなってきた…。
けど、
とりあえず進もう。
…ガサッ。
え?
今、怪しげな音がしたような……。
ガサガサッ。
き、気のせいだー。
ガサッ!!
一段と大きく聞こえた『ガサッ』って音と共に、
あたしを取り囲むように人が出てきた!
「もうなんなのーっ!!
意味分からん!」
囲まれたら終わりな気がするよ……。
「って、あれ?!」
よく見たらこの人たちみんな…。
同じ顔!
同じ姿、形!!
「き、気持ちわる…。」


