「なに?どーしたの?」 「水華。それと木本。 水華のずば抜けた運動神経も、 木本のずば抜けた集中力と的を射る正確さも、 【魔法】と何か関係があるような気がするんだ。」 「…そうかなぁ?」 首をかしげる水華に、 木本は、 「白川の『それ』は確かに魔法レベルだな。」 とつっこんだ。 「そういう木本も、 魔法レベルだよ。」 と水華は返した。 「なんか…。 水華は『格闘系』、 木本は『弓矢系(?)』の魔法が使えるかもよ? …楽しみだなー。」 1人、想像をふくらませる沙弥。