「…うん。 心配してくれてありがとね。 じゃあ、話すよ。」 水華は静かに、沙弥の話に聞き入った。 木本も水華のケータイに耳を近付けて、 沙弥の話を聞いた。 ゼロ達が【魔界】の者だということ。 【魔界】やら【魔法】やらは、 存在するということ。 ゼロが、部下に命じて自分達のことを色々調べていたということ。 沙弥の盗撮写真のこと…。 どうやらゼロは沙弥を気に入っているらしい、ということ。 そして―――。 「あたしも…。 【魔法】、使えるみたいなんだ……。」