「へぇ〜。 なんかすごいな。 会議、とか。」 と感心していたら、 あたしはそのメモ書きの中に変な言葉をいくつも見つけた。 「えっ?…えっ? 金石…これ…。」 「あぁ、俺も気になった。 『魔力が……』とか、 『魔界の王の部下になれて、ハッピー!』…とか。 …『魔法』なんて、 存在してるのかね…。 でも、 こいつの妄想とかでもなさそうなんだよな…。」 そう。 書かれている内容は、 あたし達にとっては『あり得ない、非現実的なもの』。 かといって、 この内容が嘘だとは言い切れない。