次の日の朝
なんだか学校に行きずらかった。
本当になんとなくだけど…
竹田がウチのこと好きなんて絶対嘘に決まってる。
そんなことわかってるけど……
なんだか…気持ちがもやもやしていた。
もちろん好きだからとかじゃなくて。
違うってわかってるけど,はっきりさせたいじゃん??竹田ぁ---!!
お前の友達が変なこと急に,しかもウチの友達がいる前で言うから悪いんだよ!!!って気持ちだった。
イライラしてたけど…普通の顔して教室に入った。
「おっは-⌒♪゙」
1番最初に声をかけてきたのが小学1年生から仲良しの彩夏(あやか)だった。
彩夏はウチとは全く違い,おしゃれでいつも乙女心全開。
綺麗な地黒の肌と少し茶色く短い髪の毛が良く似合っている女の子。
「おはよ-」と挨拶をかわすと次に彩夏はウチがなんとなく予想していた言葉を言ってきた。
「そ-いえば竹田君となんかあったでしょ-??」
昨日の騒ぎのときには彩夏はいなかったけど,もう誰かから聞いたみたいですでに情報は入っているみたいだった。
とりあえず…彩夏の質問に答えるために昨日あったことをすべて話した。
