目が覚めると、涙がこぼれた。
なんで??
あ...昨日は失恋しちゃったもんね。
でもめげない!!
麗花は立ち直ってみせます!!
拓真くんが私を呼んでくれなくなるまでは、拓真くんのそばにいる。
もう決めたんだから!!
体はダルくないし、頭も痛くない。
風邪、治ったんだ!
着替えようと思って、部屋を出ようとすると、
「ん〜〜〜 麗花..... 風邪は??」
拓真くん起こしちゃったかな?
「もう大丈夫だよ。
ありがと。」
「良かった。」
拓真くんも起き上がって部屋を出ようとする。
「ちょっと待って!
今から着替えるから、部屋にいて!!///」
スウェットの下は裸なんですけど!!!/////
「? 別にいーじゃん。
麗花にスウェット着せたのオレだし、
麗花の事は全部知ってるんだから。」
「――――――っ////じゃあ、私は部屋で着替えるから、拓真くんは出て良いよ。」
「.......やだ」
え......?
後ろから抱きしめられた。

