弓倉が自分から高志の身体に寄りかかるのは、初めて。
弓倉は手を繋いだりとか、腕を組んだりとかしたがらなかったし、
するような場面はほとんどなかったから。
高志はそう思うと、腕にかかる弓倉の重みがとても嬉しくなる。
高志が今、弓倉という恋人を支えている。
できればずっとこうしていてあげたい。
そういう気持ち。
ずっと、
ずっと……、
それから45分、
高志の腕がじんじんと痺れ出すときまでは、
「……せ、先生、まだ寝てるんですか?」
とても壊せない、
弓倉の幸せそうな寝顔。
──青空の下で 終わり
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