身長差15センチの関係 2

「いつもは構って欲しそうにしているくせに、こういう時には遠慮深いのだな」

笑う、弓倉。

「先生こそ、何かして欲しいことはないんですか?いつもは全然つれないくせに、こういう時はいろいろ要求してくるじゃないですか」

「そうだな」

ふっと、

髪から離れた手が、次の髪を掴み損ねて芝生の上に落ちる。

弓倉は変わらず目を閉じたまま、またトントンと地面を叩いて高志を探す。

そこに手を伸ばす高志。