身長差15センチの関係 2


「さすがに君を怒らせた後だからな、不味いか言われそうな気がしたのだ」

弓倉の顔はほっとしている。

心配するぐらいなら実験なんてしなきゃいいのに、この人は……。

高志は思う。

「先生のお弁当が美味しいのは本当です。嘘は言いません」

「そうは言っても君だからな」

弓倉は、自分もサンドイッチを手に取って口に運んだ。

「美味しいと言われ続けると、つい疑う心ができてしまう」

「僕が先生に気を使っているとか?」

「少なくとも君は、私に面と向かって不味いとは言うまい?」