「質問するね。高志君は、私と湊ちゃんって似てると思う?」 席にもどった高志に、咲木から問いが送られる。 高志は、あらためて咲木と弓倉を見比べた。 本屋で咲木を初めて見たとき 既に似てると思ったが、 こうして近くで見てもやはり似ている。 誰が見てもそっくりというのではない。 全体的な雰囲気で、 どことなく、なんとなく、 咲木は弓倉によく似た女性だと、 高志の目にうつるのだ。 「似てると、思います」 高志が答えると、 咲木はふーんと感心して頷いた。 「そっか、高志君は似てる派だ」