「啓は今日ホテルに泊るの?」 食事を終えて俺たちは 明るい街灯のそばの椅子に座っていた。 「ホテルなんて行かないし。 だいたいさっき言ったこと 聞いてた?」 「…ってことは。」 「兎の家に泊まる。」 啓は立ち上がって兎の腕を握って 「お前の家どこ?」 「うちはこっち♪」 俺は兎にぐいぐい引っ張られて 連れていかれた。