あれから早くも9日経って

いよいよ明日は兎が旅立つ日。

その日兎は家で待機してろって

言われたらしく俺だけ

学校に来ていた。

そして今は校長室…。

「明日は来なくていいからね。

兎藍さんのそばにいてあげて。」

「ハイ。」

なんで知ってんだろうか?

俺と兎のこと…?

でもいっか。

それだけのようで

俺は校長室を出た。