<ガチャッ> レッスン室のドアが開いた。 後ろを振りかえったら 「啓!」 鞄を肩からかけて こちを見て笑っていた。 「なにやってんの? レッスンないじゃん。 しかも…アニソンばっか。」 「だって…暇だし好きなんだもんッ!」 アタシはほっぺを膨らまして言った。 啓が近寄ってきて 膨らんだほっぺを両手でつぶした。 「なんでいるの? レッスンは?」 「もぉ終わったよ? 時間見てみ?」 時計はすでに5:30を指していた。 「じゃぁ帰ろっ?」