-----兎レッスン 「兎藍さん。 よかったねぇ留学って。」 留学が決まってはじめての レッスンを受けていた。 中村先生はうれしそうに 話していたけどアタシは あまりうれしくなかった。 だって… 啓とすれ違いになっちゃうし それと引っかかってることがある。 なんでアタシにしか留学のこと言わないの? 啓にも啓だって留学するんでしょ? 「兎藍さん?」 中村先生の声にハッとした。 「あ!すいません。やりますかっ!」 レッスンを始めた。