扉の前には…

「啓ッ!!めっちゃかっこいいッ!!」

ホントに啓はかっこよかった。

白が似合っていて。

「うさ…兎藍お前も可愛いよ。

というか綺麗///////」

啓の顔が赤かった。

そして披露宴も終盤…

両親にお礼を言う時が来た。

アタシにマイクが来た。





「お父さんへ・お母さんへ。

21年間育ててくれてありがと。

たくさん迷惑を掛けて…来たね。

わがままで…ご…ごめんね。

でもいっつもアタシの支えになったよ。

なんでも…相…談………。

相談に…乗ってくれて…。

グスッ…。

アタシの大切な人だよ。

これからは啓と歩んで行くけど

心配しないでね。

アタシたちも見習って幸せな

家族になるからね。

ホントにありがと。」