読みきり短編小説集



「篠原隼人だけど」


僕はそっけなく答えた。


「ふ~ん・・隼人かぁ・・・
あ、あたしは木茄歌愛莉(きなかあいり)。」



ってかいきなり呼び捨てってなに!?

ちょっと意味わかんないんだけど!!



「愛莉??よく聞く名前だよな」



「そう??
でもあたし、愛莉っていう自分の名前好きだけど。隼人は?」


愛莉は聞いてきた。



正直
なんて答えればいいかわかんない。