読みきり短編小説集


「後で話があるんだけど、いい?」

トナは言った。


「あっうん。
寮長室、あいてるから入って待ってて。」


イサはシャープペンを動かしながら言った。


「分かった」

イサはそういうと廊下を歩いていった。