頼りない街灯が反射して、彩の目元が光る。


「私…もうダメかも」

「ダメ?」

「だって、どうしても分かんないの」

「何が…?」


おぼろげな視界の中でもはっきりと分かるほど、彩の表情が崩れていく。


「私…大学受かんない」

「…え?」

「どうしよう司沙、私絶対受かんないよ、絶対無理だよ」



私の袖をつかみ、止まらない涙を拭いながら、彩は私に訴えた。