俺はそれの前に座り込むと初めに手紙を読んだ。
『横のテープレコーダー再生してね』
俺は書いてある通りにテープレコーダーの再生ボタンを押した。
「もしもーし!?
・・・ん。録音なのにもしもしはおかしいか!!
えっと、今日あたしは瑛太に言わなきゃいけない大事な事があります。
コレ聞いて涙なんか流さないでよ!!
初めに。
数日遅れちゃったけど1ヶ月おめでと!
やっぱあたしと瑛太なら1ヶ月なんか余裕だと思ってたし
んでね、あたし引っ越す事になったんだ
お父さんが引っ越すぞって言って...
けど、瑛太!!変に責任感じないでよね
瑛太の事。あたしは本当に大好きだよ
引越しなんてしたくない。
けど決まっちゃった事しかたないんだ
最後に瑛太に会いたかったけど
瑛太旅行いってたし仕方ないね。
あたし本当に遠いところに引っ越すんだよ
もう。瑛太には会えないんだよ
あたしのせいで瑛太を縛っちゃいけないと思うから
ここで手放すね
別れよう
けど、あたしは瑛太の事絶対に忘れないから
瑛太もあたしの事忘れないでね
新しいとこに言って出来るだけ瑛太以上に好きになれる人探すから
瑛太もあたし以外の好きな人探してね。
最後に。
シルバーリングありがと
瑛太に最初で最後の嘘つくね
大好きだったよ」
無意識のうちにもうながさねぇって決めた涙がまた出てきた。

