ん!?



そっと目を開けるとそこには



茶髪に左耳にシルバーのピアスが1つ
背は・・・180cmぐらいかな!?


とにかくおっきくて目つきの悪い男の人が
さっきの男の人の腕を掴んでいた。




「おいてめぇ。
見かけねぇ顔だな
ってことは1年か!?
いくら先輩だからといって邪魔する奴は容赦しねーぞ」




2年の人の事など無視して茶髪の人が心優に向かって言ってきた。




「目。つぶってろ」


「はい」




心優は言われたとおりに目をつぶった




耳から人を殴るような音やさっきの男の人の悲鳴などが聞こえてきた。



「悠斗!!
コイツどっかで見たことある顔だなと思ったら
北中の茶髪狼だよ!!
かなりヤベェらしいから逃げるぞ」




という声の直後に走っていく足音が聞こえた。




「目。開けていいよ」




その声とともにゆっくりと目を開けた。