「おりろ」
「瑛太君。
今日はいろいろとありがとね!!
じゃあ又教室で」
心優はそういうと小走りで昇降口に向かって行った。
はぁ。
いきなり疲れた
俺はとぼとぼとやる気の無い足を引きずる用に歩いた。
なんか昇降口に人盛りが･･･
「ねぇねぇ、君って噂の1年生でしょ
メアド教えてよ!!
友達にならねぇ」
「あの、教室に戻りたいんですけど」
「メアド教えてくれたらいいよぉ」
「遠慮します。。。」
・・・・・
またかよっ
あいつはどれだけの襲われ体質なんだよ
俺はその人盛りの中に入って行き
心優の腕を掴んで走って1年の教室がある
3階に行った。
「ゴメン」
なんで
ゴメン!?
普通は
ありがとう
だろ!!
そう思っている俺の気持ちなんかお構いなしで心優はずっと下を向いている。
