wolf world 迷い込んだ子羊ちゃん






「キャァ・・・」



羊のやつが叫ぼうとしたから、俺は羊の口を手でふさいだ




こういう事したくねーんだけどな



それ以前に叫ぶとか、俺ってそんなに信用ねーか!?




「さらいに来た。
なんもしねぇからだまってろ」



俺が羊の耳元でそういうと
羊はゆっくりと首を縦に振ったから、俺は手を離した




「お前は姫なんだから、べつに陽向らの所にずっといねーといけねぇわけじゃねーだろ」



「うん」



「だから、俺と一緒にこい」