俺がそういうと心優ちゃんは顔を上げて



「心優。あれがいい!」



そういって走り出そうとした。




俺は掴んでる心優ちゃんの小さな手を強引に引っ張った。



マジで心優ちゃんって猫みてぇ

ほっといたら、すぐになんかに興味もって走り出すし・・・



「手。
離すとかなしだからな
心優ちゃん危なっかしいし!
ちゃんと一緒にいこ!?」



「うん」



「んで、何に乗りたいの?」