「やろぉども終了だ」



「んで、女狼。
お前もだすだろ!!」



「チッ。
まぁ、相手が居ないんだったら面白くも無い」



莉子はそう舌打ちをしてから



「みんな撤収!!」



そう言った。



「さぁてと、あたしも仕事にでも行くか!!
心優、あたしの楽しみ奪った恨み覚えときな」



ひゅー。

相変わらず莉子はこえーな



一応言っといてやるか


「女狼。
心優に手だすなよ」



「あたしは、そこまで落ちこぼれてないから。
さーってと、せっかくの掛け金がパァーだわ」



そういいながら莉子は体育館から出ていった。



あいつ。
金目当てかよ・・・




さぁってと、心優ちゃんはっと


さすがにもう泣き止んで・・・



なーい!!!!!



「心優ちゃん。
もう泣く必要ないよ!!」



「瑛太君。陽向君・・・」



先に出てきた名前が瑛太かよ!!


って、なに俺腹立ってんだよ