チャイムが鳴り、席につく。
七歌の席とあたしの席はちょっと離れてる。
名残惜しく思いながらも、読書を始めた。

ちなみに読んでいるのはBL小説。
砂吐くくらい甘〜いやつで、つい顔がニヤける。

あたしもこ〜んな愛がほしい!!
・・・だれから??

冷静に突っ込む自分がいる。
頭に浮かんだ人物は・・・

ついさっきまで話してた、七歌。

そう、あたしは親友で女のコの七歌のこと・・・


好きになっちゃったらしい。