「そう言えば、なんで隼人が好きなの?」 「えっ、いや、あの」 「なあに?」 「帰るときボール拾ったらありがとうって真っ黒の顔に優しい笑顔で言われてて。気づいたら目で追うようになって」 「可愛い」 「なんで」 「耳まで真っ赤」