先生と俺の秘密のレンアイ

しばらくして、結城が戻ってきた

「お待たせ。」

「そんなに待ってないよ。」

「そっか、車で送る。」

そういい、俺たちは駐車場に向かう

だいたい、良い雰囲気だったのになんであそこでやめたの?

ほんとは、ほんとはもっとキスとか、それ以上のことをして欲しかった

まぁ学校じゃ無理だけど…

なんて考えながら車に乗る

結城は俺の家のことを一切聞かずに走り出す

家わかるのか?
てか、やっぱりわかってないよな
だって道全然違うじゃん!

「どーした?」

「どーした、って…。これじゃ俺ん家着かないよ!」

「誰が颯斗の家って言った?」

「…へ?」

わけがわからなく、目が点になるし変な声が出てしまった

「はい、着いたよ。」

「立派なマンションだね。」

で、ここはどこだよ…

「立派?もっと褒めて!これ、俺の家だから。」

「はぁ?」

「今日は泊まってけよ。明日は土曜だし大丈夫だろ?」

「親…」

「大丈夫!勉強教えるからって言えばなんとかなるさ。」

「…まじで?」

「男同士だから何も疑わないだろ。」

そ、そうなのか?
でも、まぁそんなのどうでもいっか

今日はずっと結城と居られるんだから…