カズにぃは、しばらく黙ったままあたしを見つめていた。 しばらくして、泣き笑いのような笑顔を浮かべて 「お前は俺みたいにならないことを祈ってるよ」 と言って、静かに部屋を出ていった。 あたしよりもずっとガッシリしているはずの後ろ姿がとても小さく見えた。 カズにぃが出ていったあとの静まり返った部屋で あたしは泣いた。