††††††††††††††††††††


それから毎日のように、ゼンは少しの間リアに会いに来た。


リアは口では拒否しつつも、段々とその警戒を緩めていった。


王女が眠るその部屋の隣で、海賊の男と会っていることが父に知れれば、自分もゼンもただではすまない。

そうわかっているのに、リアは、強くゼンを拒否することが出来なかった。





その晩も、リアの部屋に、ゼンが訪ねてきた。