「ドゥドゥドゥ…はぁああ!!」


……なに、この呪文。


薄暗い部屋の中心に座る占い師の生徒。

その真ん前に座るのがあたしと、


「たっのしみだね~」


そうにこにこ笑いながら隣に座るってる直人。


…なんであたしよりウキウキしてんのよ。

「うむ、でました。」


やっとか!


「まじで!?

俺らの相性、もちバツグンだろ?」


そうだっつの、

こんだけ待たせといて、相性最悪とか有り得ないから。


ん?


…相性?

…俺ら?