その行動に気付いたのか 「血、出るからやめろ」 何を感じたのか… そう言いながら雅兄は親指であたしの唇にそっと触れる。 「そんなに噛んでどうしたの?」 そして、もう1人。 背後からそんな優しい言葉をかけてくる。 ハッと後ろを振り返りそうになったけど チラッと振り返って盗み見る。 ……いた。 そこにはしっかりと海斗の姿があった。 あの・・なんでいるんでしょうか…?