好きと嫌いの割合



――なんて言えばいいんだろう。


その日あった嬉しいことをお母さんに話す子供みたいな顔。


そのためか、

あたしは、「なになに?」とついつい聞いてしまいたくなる。


そんな気持ちをぐっと堪えて、


「なんで?」


と、聞き返す。



「だって、俺の教室に初めて来てくれたじゃん」


「へっ?」


聞き返してみれば、そんな他愛もない話。

ホントに子供みたいだ。