2人の仲が気になって仕方ないよ・・・
下をむいたら目から涙が零れ落ちそうで、
空を仰いだ。
焼却炉へと続く綺麗な小道。
そこから見えた空は
さっき見た空とは全然違うくて、
太陽が眩しいぐらい輝いてる。
なんだ、アンタもあたしを見放すの?
なんて思いながら小道を抜ける。
「あたしって相当馬鹿かも・・・・」
空を見ながらポソリと呟く。
ゴミを焼却炉に入れて振り返ると、
「青木君・・・・・・」
「独り言、すき?」
また聞かれたぁああああ!
苦笑いする青木君を、
あたしも苦笑いで返しといた。
あぁ・・・あたしってやっぱり馬鹿だ・・・

