初恋+one





引き顔満載の俺に、
ニヤニヤ笑いながら話す創平。




「何?」


「んな、怖い顔すんなよ」


「別に・・・・・・」




プイッとそっぽを向いて、
白ご飯を口に運ぶ。




そんな怖かったんかな・・・・・・





「今日の放課後」




若干ショックを受けてる俺に、
さらりと出て来た創平の言葉。




その創平の言葉に耳を傾ける。





「体育館第二倉庫まで行って」



第二倉庫・・・・・・?




「そんなんあったっけ?」




創平の方を振り向くと、
やっぱりさっきと変わらないニヤついた顔。

直感で思った。




――――怪しい




「何、隠してんの?」