部屋のベッドに寝転びながら、
図書室の出来事を思い出す。


貴大って背大きくないって言ってたけど、


結構大きかったなぁ・・・・





なんかあたしなんか、
すっぽり埋まっちゃうくらい・・・・





頭に敷いていた枕を手に取り、
ぎゅーッと抱きしめる。





・・・・・・・・





「きゃーーーっ!!!」

バシンッ!




抱きしめてた枕を、
思いっきり壁に向かって投げる。






だ、ダメだ・・・・・・



枕が・・・貴大に思えてきたっ





抱きしめられてた感触を思い出して、
1人で赤面・・・・・・・




あたしの背中にまわった手から貴大の熱が伝わってきて、

ありえないくらいドキドキした。




あそこで、

あたしが手を回してたらどうなってたんだろう・・・・