私は3時限目が終わると、トイレに行った。 トイレから出ると、ある人に話しかけられた。 「ツバサちゃん!」 「ケンタさん?」 「名前覚えてくれたんだぁ〜!」 「どうしたんですか? 私と話してるとこ、アサミが見たら妬きますよ?」 「アサミ? あー、あいつはまぁいいんだけどね。」 「まぁいいってどういう意味ですか?」 「俺はいま、ツバサちゃんにゾッコンだからさぁ!」 「冗談やめて下さい。」