「ツバサちゃん…だよね?」 声のする方を見ると、そこには見覚えのある顔。 「あ、今朝の…アサミの…」 「知ってたんだ! アサミの彼氏のケンタです! ツバサちゃん、アドレス教えてもらってもいい?」 「いいですけど…。」 なんで私? 私のアドレスを赤外線で受け取ると、 「じゃぁ連絡するねっ!」 と笑顔で帰って行った。