「でも、死神が人間を狩っている姿を見て、眠らないなんてことはない…!君は……何者なんだい?」








「えっ……」





ユキさんの瞳とあたしの瞳が重なる。




吸い込まれそう…。






「な~んてね♪じゃあ俺はもうあっちに戻るからな!」








ユキさんは立ち上がり、左手を前に伸ばした。