あたしは三田香恋<ミタカレン>。



高校2年生のごく普通の女の子。




あたしは親友の涼子<リョウコ>と帰宅途中。





コンッ




ん?今なんか蹴ったような音が…。




あたしは足を止めてコンクリートの地面を見た。








すると、そこには雫型の黒い石が落ちていた。