…悪夢だ。


こ……こんなの、悪夢だ~!!!!



「あーさ?」



心配そうに覗き込む男の子に肩を、あたしはガシッと掴んで言った。



「コレは夢!!そう、夢なの!!!だからあなたも忘れて!!!」

「は?」



あたしの言葉にキョトンとしている男の子を後にし、あたしは急いでその場を後にした。




「最悪だよ~!!!よりにもよってヤッちゃうなんて!!!」




うなりながら家路に着くあたしはまだ知らなかった。




「はははっ……とことん可愛いし…ん?」



カサッ。



「これって……ふーん、シンデレラが落としていったガラスの靴ってことかな?」




これから起こる





「もう逃がさないよ?逃げ足の速いうさぎちゃん♪」




嵐のような日々をー…。