あたしの似顔絵

 おかしいなと両親も思ったこともあったかもしれない。

 でも、自分の娘がいじめられているなんて考えもしなかっただろう。

 子供が平穏無事に過ごしているのを信じて疑わなかっただろう。

 いつの日か、あたしはハナダさんや裏切った人たちやクロカワさんの名前をノートに書いてカッターでバラバラに切って寝ることが日課になっていた。

 そんなことをするなんておかしいとは少しも思わないまま、にやつきながら。