携帯のきせき

「どこ??いってみ??」

じゃあ・・・・

「・・・ケーキバイキング・・?」

言った後ちょっぴり後悔した。

だってケンジクン一瞬顔ひきつってたもん・・。

そりゃ、アタシは甘いもの大好きだけどさー・・

なんて1人で軽く落ち込んでたらまたケンジクンは走りだした。

「いーぜ★ケーキバイキングッて新しく駅前にできたとこだろ??

優奈のためだったらどこえだっていってやるよッ♪」

きゅんッ!!!胸がうずいた。

あたしのため・・・?

で、でも!!

「えッ!いーよ!ケンジクン甘いもの苦手なんじゃないの??

無理しないでいいよ!」

必至に断るアタシを見てケンジクンは・・・

またいたずらっ子のような顔をして、

「甘いものだーいすきッ♪」

そう言ったんだ。

・・・うそつき。

初めてあったからって・・

アタシはさっきのひきつった顔見逃さなかったよ??

・・・キュンッ

またあたしの胸がうずいた。