「カシスオレンジとカルアミルク、それとジンライム、お願いしまーす」

エミさんのよく通る声がホールに響き渡る。

「ちょっとイサム、その前のウォッカトニック、まだ出てないわよ。大丈夫?もしかして寝てる?」

「あほ、寝てるわけないだろう!
分かってるよ、5番のウォッカトニックな。すぐやるよ」