チカは暇な時はいつもここに来ているとの事だったので僕も時間があいたらここに来ることを約束した。


その時に、できたら他にも練習熱心な子を連れてきてくれるように頼んだ。


この後、授業が始まるからと訓練場を後にするチカを見送って、僕も残り時間を自分の為に使った。

チカのお陰で過去の自分をより鮮明に思い出すことが出来た。


それが本当の意味でいいのかはわからなかったが、少なくとも仕事をこなす為には必要だと思い、僕は心からチカに感謝し一人先を見つめた。