だから言っただろ…?


俺のいう事を聞かないからどんどん落ちていくんだぜ?


この薄汚い世界には


俺達以外にまともな奴なんかいやしない


いい加減わかれよ


温もりを求めて外に出たところで


与えてくれる奴なんかいないんだから

認めてしまえば楽になるのに

馬鹿だよお前


僕の日課の夕食後の散歩から帰ってくるとノイローにお決まりの言葉を言われ、これまたいつものようにぐしゃぐしゃと頭を撫でられた。


今日も駄目だった。


僕がこれから先…過去の自分に押し潰されないで一人で生きていく方法は見つからなかった。


いつになれば答えは見つかるのだろう。

急がないと。

短く見積もって僕が大人になるまで後3年をきってる。

多分…永久にこの居心地のいい場所に居座っていたいという僕の本心が答えを見つからないようにしているんだと思う。









…ここがネバーランドならこんなに苦しまなくていいのに。