【番外編】桜色~叶わぬ恋~


初めてだらけのことで俺は戸惑う。


『ありがと。』


先生の笑顔を見て俺は何かを感じ取っていた。


『板橋先生!玲じゃなくてさー普通俺のこと心配すんだろぉ。』


玲。

その部分を強調した言い方になっていた。


『あー・・そうだな。ごめん。』

『もー!いいよ。玲、手当てしてー。』


玲。

その言葉をわざと言った。