話をするわけでもなく、一緒に何かをするわけでもない。


俺はただ、三咲の存在する場所にいたかったんだと思う。


三咲がそこにいることを感じたかったんだ。


たまに『野瀬、退屈じゃないの?』って聞いてくれる。


それで『いや、ここが好きなんだ。』って答える。


それが俺に安心感を与えてくれる。