「今朝、姉貴に貰った。美味いらしいからこれでチャラな」 からあげと交換、とそう言った勇太が友達に呼ばれて離れてく。 残ったのは濃い紫色の包み紙でくるまれた、小さな飴。 ぎゅーっ。 手のひらで握り締める。