「相変わらずスッゴい人気だよね、勇太君」
あたしの机に頬杖ついて真菜が言う。

「いーもん、仕方ないもん、勇太カッコいいからぁあ」

机にべっしょり頬杖ついてあたしは唸る。

真菜はそんなあたしに溜め息ついて、あたし達の話題の中心の勇太に再び視線を移した。